冷え性には4つのタイプが。改善したいなら覚えておこう。
問診表を書いていただくと結構な割合で「冷え性」だと記入する方がいます。
「出来る事なら冷え性も改善したい!」と皆さんが思っていることでしょう。
ただ、冷え性にも大きく分けても4つのタイプがあるといわれています。
どんな人がどんな冷えに悩むのか。また、改善するためには何をしていけばいいのかなど伝えていきたいと思います。
【冷え性タイプ】
①四肢末端型冷え性:手、足先の冷えが特にひどい方
<特徴>
・10~20代の痩せ型女性に多い
・食が細い、ダイエット中
・貧血がある
・筋肉がない
・あまり運動をしない、汗をかかない
・肩こり、頭痛がある
・寝つきが悪い
<改善>
・タンパク質を十分に摂る(熱量を上げる)
・手首、足首をよく温める
・温冷足湯をする
<この症状に効くツボ>
・三陰交(さんいんこう)
・湧泉(ゆうせん)
②下半身型冷え性:その名の通り下半身の冷え・不調がある方
<特徴>
・30代中高年の男女に多い
・デスクワークが多く、運動不足
・顔が火照ってる、のぼせる
・上半身に汗をかきやすい
・下半身が冷えて、足がむくみやすい
・臀部(お尻周辺)のハリ、コリ
・便秘しやすい
・夜間頻尿がある
・イライラしやすい
・食事量は普通である
<改善>
・臀部(特に梨状筋)から下半身のハリコリをほぐす!
<この症状に効くツボ>
・築賓(ちくひん)
・八風(はちふう)
・臀中(でんちゅう)
③内臓型冷え性:お腹周りの冷えが気になる方
<特徴>
・30代~中高年の女性に多い
・冬でも手指があたたかい
・季節に関係なく全身に汗をかきやすい
・お腹が張る、冷たい
・下痢、あるいは便秘がある
・風邪をひきやすい
・アレルギーがある
・ぽっちゃり体型である
・食欲は旺盛である
<改善>
・お風呂でよく温まる
・お腹のマッサージ
・規則正しい生活を送る
・白湯を飲む
・身体が温まる食事を摂る
④全身型冷え性:全身が冷えていて、動くのも辛い方
<特徴>
・若者や高齢者に多い
・身体の機能低下
<改善>
・食事量を増やす
・十分な睡眠をとる
以上。読んでわかるように冷え性のタイプによって改善方法などが変わってきます。
これを参考にして自分自身でも気を付けていきながら過ごしてみてください。
ちなみに、体質改善に大切なことは、「継続すること」です。変化がないからと言って1カ月、2カ月程度で止めてしまわないようにしてください。
身体の細胞が新しく生まれ変わるサイクルは約3カ月になります。ですから、少なくとも3カ月は継続的に取り組んでみてください。
私は2年間白湯を飲み続け、末端冷え性が明らかに改善されました。
こちらは以前のブログでも掲載しましたので、
↓ ↓ こちらをご覧ください ↓ ↓
皆さんの冷え性改善に少しでもお役立ていただければ光栄です。